会津松平家奉賛会沿革

1.財団法人会津保松会の設立(昭和20年8月1日)

 会津松平家奉賛会の前身である財団法人会津保松会は、歴代会津松平家藩主の遺徳を賛仰し、その由緒ある文化・伝統を尊重すると共に、ゆかりのある建築物等の維持管理に対して協力する事 更に会津士魂の昂揚に資することを目的として昭和20年8月1日設立された。

 歴代理事長
 初代 林  健次郎 昭和20年 8月 1日〜
 二代 鈴木 善九郎 昭和27年 6月16日〜
 三代 牧原 源一郎 昭和46年 3月15日〜
 四代 宮森 啓治  昭和53年11月 5日〜
 五代 鈴木 善九郎 昭和63年11月 5日〜
 六代 宮森 泰弘  平成10年 6月 5日〜平成14年 3月14日


2.財団法人 会津保松会の解散

 明治・大正・昭和の大戦終了まで、会津松平藩主を祀るお花まつりは旧憲法に基づく国家神道により自治体の主催によるお祭りとして毎年市長、会津藩士末裔、院内住民たちにより行われていたが、昭和20年の新憲法制定に基づく政教分離により民間団体である財団法人会津保松会が実施団体となった。又、合わせて国史跡墓所院内御廟並びに同名勝史跡会津松平氏庭園御薬園の管理を行ってきたが、平成3年3月31日に御薬園、平成14年3月12日に院内御廟を国県の協力のもと会津若松市に移管することが完了し、平成14年3月14日基本財産1億4百万円を市に寄贈し解散した。

※ 詳細は会津保松会のあゆみを参照


3.会津松平家お花まつり奉賛会の発足(平成14年3月14日)

 財団法人会津保松会の解散にともない、会津松平歴代藩主を祀る行事「お花まつり」を引き続き行うため若手経済人が組織する「会津松平14代を囲む会」の有志により「会津松平家お花まつり奉賛会」を発足した。この事により毎年5月4日院内御廟においてお花まつり並びに御薬園にて奉賛茶会が継続実施されることとなった。

 歴代会長
 初代 宮森 泰弘 平成14年 3月14日〜
 二代 古川 雄一 平成15年 5月 4日〜
 三代 林  健幸 平成19年 5月 4日〜平成23年 2月11日


4.会津松平家奉賛会の発足(平成23年2月11日)

 財団法人会津保松会創立時の趣旨に戻り会津松平藩祖保科正之公を始めとする歴代会津松平家藩主を顕彰するため、名称を「会津松平家奉賛会」とすることとした。

 会長 林  健幸 平成23年 2月13日〜